こんにちは、つる子です。
みなさん「ナスカの地上絵」はご存知ですか?
誰しも1度は聞いたことがある、またはTV等で観たことがあるかと思います。
今回はこの「ナスカの地上絵」についてまとめてみました。
実際に訪れて、この目で見てきましたので感想や注意点なども交えてお届けします。
- ナスカの地上絵とは?
- 誰が発見したの?
- どうやって描かれているの?
- 何でずっと発見されなかったの?
- 何でナスカの地上絵は描かれたの?
- どうやって行くの?
- 実際行ってみてどうだった?
- 注意点&ワンポイントアドバイス
ナスカの地上絵とは?
南米ペルー南部のナスカ川とインヘニヨ川に囲まれた、高原の砂漠地帯(ナスカ平原)の地表面に描かれた模様や絵のことを言います。
紀元前200年前から紀元後800年にナスカ文明の人々が描いたとされています。
代用的な地上絵としてハチドリ・コンドル・サル・巨人・蜘蛛(クモ)・宇宙人などが挙げられますが、長さ20~300メートルの様々な絵や数キロメートルにも及ぶ巨大な直線・幾何学的な模様が合わせて700ほど描かれています。
1994年に「ナスカとパルパの地上絵」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
誰が発見したの?
ナスカの地上絵はロングアイランド大学の考古学者ポール・コソックによって1939年に発見されました。
また、2014年5月8日には、山形大学人文学部付属ナスカ研究所が、新たに家畜リャマをかたどった複数の地上絵を発見したと発表しました。
どうやって描かれているの?
地上絵の線は、暗赤褐色の表面の土を深さ20~30センチメートル、幅1~2メートルにわたり取り除き、その下の明るい色を出すことで描かれております。
何でずっと発見されなかったの?
描かれてから1000年以上もの間誰にも発見されなかったのはなぜなのでしょうか?
ナスカは砂漠気候で年間の降水量が1mm以下だといいます。数年間雨が降らないことも多く、動植物が生存することが困難なため、誰も踏み入れない土地だったからです。
そのため、保存状態もよく今でも現存しているのです。
何でナスカの地上絵は描かれたの?
ナスカの地上絵が描かれた理由は「宇宙人の落書き説」、「天体観測カレンダー説」、「儀式に使用した説」など様々な見解がありますが、実際のところ本当の理由は謎のままです。
どうやって行くの?
ペルーの首都リマからバスで行くのが一般的です。
4時間ほどかかります。
飛行場から小型飛行機に乗って30分ほどでナスカの地上絵の上空に到着します。
実際行ってみてどうだった?
正直な感想ですが、おもったより線が薄かったです。
もっとクッキリ写っているのかと思いましたが、目を凝らしてあった!みたいな感じでした。
でもこれが1000年以上前に描かれていたとなると、感慨深いものがあります。
現代に生きる私たちが見ても「ハチドリだ!」「人間だ!」とみてすぐわかるので古代ナスカの人たちはどういった思いで描いていたのかな?と謎が謎を呼ぶ感じでした。
また、メインの絵とは別に無数の直線や幾何学模様もあり、すぐそばを道路があるのでどれが地上絵?どれが車輪のあと?と分からなくなるほどでした。
上にも書いたように空港から地上絵まで30分ほどかかります。
私たちの時は管制官から間違ったGOサインが出て、飛び立ちましたが間違えに気付き、いったん空港に戻り、再度出発しました。
それに対する説明が空港に戻るまで一切なく、その間居眠りしていたので見逃したか!?と焦りました(笑)
注意点&ワンポイントアドバイス
実際に行ってみて注意点があったのでまとめてみました。
ナスカに行く観光客は日本人しかいない!?
ナスカの地上絵を訪れる観光客、日本人がとても多いそうです。
私が行った時も、99%日本人でした。(1組だけ欧米人のご夫婦が居ました。)
日本語の地上絵のマップが有ります。
係員も「ヒコウキノルカラ、コッチニキテ、ナランデクダサーイ」とアナウンスしてくれたり、パイロットさんも「ツギ、ミギガワ、ハチドリネー!」など日本語で説明してくれます。
それだけ日本人が多いということですね…!
間違えて飛行機が飛んで、一旦戻ってきたときも、
「カンセイカンマチガエタカライッカイモドッタ。マタ、コレカラ、シュッパツネ」
など、とても流暢にお話しされます。
道中に、日本人のために作られたトイレ兼売店がある
上で書いた通り、リマからナスカまではバスで向かいますが、途中でトイレ休憩があります。
その場所は、日本人のツアー客のために作られたトイレ兼お店だそうです。
前はトイレがなくて、困っていたところ、ガイドさんたちがここにあるといいよねーといって、トイレ兼お店を作ったそうです。
商品説明や注意書きも全て日本語でした(笑)
女子トイレだけでも20個はありました。
トイレはお店の真ん中にあります。
トイレを借りたら何も買わないで帰るわけにもいかないですよね~。
日本人心をわかっています。
みなさんたっぷりお買い物されていました。ドル払いなのも魅力的ですね。
空港よりお安いですし、品質的にもちゃんとしたものなのでここで買うのがお勧めです!
インカコーンなどのお菓子は、スーパーが一番安いので、どこで何を買うか出発前によく考えて賢くお買い物してくだいね!
数年前は小さかったお店もいまはとても大きくなったそうです。儲かっていますね!
わたしはここでエケコ人形を買いました!
酔い止めは必須
地上絵は小型の飛行機に乗って上空から眺めます。
地上絵が見やすいように機体を傾けてくれます。また、左右どちらに座っている人にも見えるように旋回を繰り返すので普段乗り物酔いしないよ~っていう人でも、酔い止めを飲んでいかれた方がいいと思います。
リマ→ナスカまでの道中も、ガタガタの道路を走るので、朝から飲んでおけば安心です。
体重で座る場所が決まる
ナスカで受付をしたときに、機内に持ち込む荷物と合わせて体重測定が行われます。
機体のバランスが良くなるように向こうで座席を設定してくれます。
他の人に見られないので安心してくださいね(笑)
飛行機は結構寒い
小型の飛行機でナスカ上空まで行って鑑賞しますが、飛行機内が結構寒かったがです。
2時間くらいトイレもいけないので、暖かくして乗り込みましょう。
暑い分には脱げばOKですからね!
のど飴はあった方がいい
飛行機内が結構乾燥します。
気圧の影響で耳がキーン!なりますので、飴を持っていきましょう。
サングラスは必須!
砂漠のような土地に描いている地上絵を探すのでとてもまぶしいです。
飛行中もまぶしいのでサングラスは必須アイテムとなっています。
待ち時間は当たり前
天候により、飛行機が飛ばないことがよくあるそうです。
そのため、私たちのツアーでは早めに行って飛行機が飛ぶのを待ちました。
待つのも旅の醍醐味です。気長に待ちましょう!
いかがでしたでしょうか?
皆さんもぜひご自分の目で見て、感動を味わってみてください!
南米旅行、本当に本当におすすめですよー!
ご覧いただきましてありがとうございました。
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