こんにちは、つる子です。
今回は劇団四季のストレートプレイ「エクウス~馬~」を観た感想を、備忘のため記事にします。結構前に見たので(2016.7)今更なのですが、お許しください(笑)
ストレートプレイって??
みなさん、「ストレートプレイ」って言葉をご存知ですか?
私はこの時に初めて知ったのですが、ミュージカルとは違い「ストレートプレイ」歌や踊りがない演劇のことを指すんだそうです。
劇団四季ではミュージカルだけでなくストレートプレイも数多く上演されています。
観たきっかけ
少し前に1人で観に行った劇団四季のミュージガルが凄く面白く、夫にもこの感動を味わってほしい!と思い、半ば強引に誘いました(笑)
1人でお休みの時に、結構おひとり様で色々行っちゃうのです(笑)
たまたま、この演目がやっていて、最後列ですが2席、奇跡的に開いていたので観に行くことにしました。
劇場までに…(雑記)
今回の演目は夕方の回5時半からでしたが、その前にタリーズでお茶したけど、ちょっとケンカしました(笑)甘いのが良かったとか、こんなに量飲めないとかくだらないことですね(笑)気を取り直して、劇場へ向かいます!
今回は自由劇場という小さい箱でした。劇場「春」より駅に近いです。こっちは裏道から入った方が近いと思います。
このころはまだ劇場があったのでライオンキングをここでやっていました。
演目前後は、観光バスも停まって、遠くから来ている人も居るんだなーと毎回思います。
自由劇場は結構狭く、入り口でチケット見せて、すぐに劇場がある感じでした。
こちらはストリートプレイを主にやっている劇場みたいですね。
あらすじ
感想の前にまずはあらすじを。
ある日、精神科医マーティン・ダイサートは、家裁判事から「少年を1人引き受けてくれないか」と依頼されます。少年の名はアラン・ストラング。
その少年が6頭の馬の目をつぶすという奇怪な事件を引き起こしたと言うのです。
翌日、ダイサートのもとに連れてこられた17歳の少年アラン。彼はダイサートの質問にまったく答えようとせず、ただコマーシャルソングを歌い続け、拒絶するのでした。
アランの心理の深層を突き止めようと、執拗に、また時には突き放すように対峙するダイサート。
一方、アランの母親や父親、彼が働いていた厩舎の経営者からの話をつなぎ合わせ、アランを取り囲む状況が次第に明らかになってゆきます。
宗教に反対する父親、息子をただ溺愛する母親。両親の間に根付く矛盾、彼らの抑圧からアランの精神状態は不安定になっていたのです。
アランにとって馬は、幼い頃の経験から畏敬・信仰の対象であり、「神」にも等しい存在となっていたはず。
一体なぜ、その馬の目を突くような「異常な」行動に出たのか・・・?
アランは、ダイサートが自分の質問に答えるのなら、自分もダイサートの質問に答えても良いという条件を出します。
会話が進むうち、アランは初めて馬を意識した幼い頃の話を始めました。
事件の鍵を握っている年上の女性ジルとの出会い――。
少しずつ心を開きかけていたアランですが、彼女に関することになると、とたんに質問を受け付けなくなります。
再び心を閉ざした彼は逆にダイサートへ厳しい質問を投げかけます。
ダイサートもまた、孤独な人間でした。
自身の問題に心の内奥では気づいていたものの、精神科医という立場上、それに直面することを避けてきました。
最後の戦いに臨む決心をしたダイサートは、アランの心の謎を一つひとつ解いていきます。
しかし、アランを苦悩から解き放つ過程で、ダイサートの心には大きな疑問が生じるようになります。
事件の真相が明らかになったとき、ダイサートの胸に去来するものとはいったい・・・?
感想
それでは感想です。
ちょっとだけネタバレ有るのでネタバレNG!!!の人はご覧にならない方がいいかもです。
もう、演者に圧倒されまくりでした。
思春期の揺れ動く心や、性への目覚めが繊細かつ力強く表現されていました。
ちょっとネタバレすると、最後に馬の目をつぶした理由が分かったんだけど、本当に魅せられてしまいました。
主人公と彼女が途中で、ヌードになるシーンがあるんだけど(もちろん、照明などで見えないようになっている)ほんとに熱がこもっていて、こっちまビンビンで伝わってきました。
この演目、面白いのが法廷を中心として話が進んでいくのですが、その法定の傍聴人席が普通の座席になっているんです。つまり!!!舞台席になっていて自分もセット?の一部になりつつ、舞台に座って間近で演目を観られるのです。。こんな贅沢な事ってあるのかしら!?!?倍率がかなり高い席みたいですが、今度は舞台席で観てみたいと思います。
本当に良くて、今まで観た中で一番良かった作品です。(まだ数本しか見てないですが、夫の中でも不動の1番)
全然関係ない話ですが、スタンディングオベーションしている人もいて、初めに立つ人は凄いなって思いました。(笑)
事前情報0で行ったのですが、この作品、ヌードが見れるという事で女性より男性の方がお客さんが多いとか多くないとか…(普通のミュージカル等は私的には8割女性かな~って感じ)
海外でも上演されているみたいですが、ハリーポッターシリーズのダニエル・ラドクリフ君がハリー時代に挑戦し、全裸を隠し撮りされて写真が出回っちゃったりしているみたいですね(^^;
作品の冒涜ですし、そんなことはやめてもらいたいですね。
演目としては本当にいい作品なので、次また上演される時は観に行きたいと思います。
本場海外のも観てみたいな~
ちなみに…
ちなみにですが、この演目がきっかけで家に帰ってすぐ劇団四季の会員になりリトルマーメイドを予約しました(笑)千秋楽だし!!!5列目のいい席が空いていたのでラッキー☆だったのもありまして。
リトルマーメイドの観劇レポも記事にしましたのでよろしければこちらをご覧ください♪
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